【FP3級】覚えたのに忘れる…を解決する記憶法|脳の仕組みを使った効率的な勉強法

FP

FP3級の勉強をしていると、
「覚えたはずなのに、次の日にはもう忘れている…」
「用語が多すぎて頭に残らない」
こんな悩み、よくありますよね。

でも実はこれ、あなたの能力の問題ではありません。
脳の仕組み上、“忘れる”のは当たり前のことなんです。

だからこそこの記事では、
脳の仕組みに沿って、忘れにくくするためのFP3級の勉強法をまとめました。
暗記が苦手でもムリなく続けられる「現実的なやり方」になっているので、
「どうしても覚えられない…」と感じている人ほど、きっと役に立つはずです。

まずはFP3級の全体像をつかみたい方はこちらからどうぞ。
【FP3級】完全ロードマップ|最短で合格までの道のり


  1. なぜ覚えられないのか?脳の仕組みを知るだけで勉強がラクになる
    1. 忘れるのは能力不足ではなく“脳の防御反応”
    2. 長期記憶に移らないと、いくら覚えてもすぐ消える
    3. FPが特に忘れやすい資格である理由
  2. 長期記憶に入れるカギは「繰り返しのタイミング」だけ
    1. エビングハウスをFP流にアレンジするとこうなる
    2. 短時間でいいから回数を増やす方が、圧倒的に覚えられる
  3. 覚えたのに忘れる…を減らす7つの具体テクニック
    1. ① 「結論から覚える」(理由はあとでOK)
    2. ② 動画で“理解”を作ってから暗記に入る
    3. ③ 過去問は「正解」ではなく「パターン」を覚える
    4. ④ ゆるメモ(1行メモ)で脳の負担を減らす
    5. ⑤ 朝に1分だけ復習する(これが意外と最強)
    6. ⑥ 苦手分野は「分かりやすい教材」に丸投げする
    7. ⑦ 完璧に覚えようとしない(6割取れれば合格)
  4. FP3級は「忘れてもOK」な試験である理由
    1. 浅く広い知識でも十分戦える
    2. 1問1問を完全暗記する必要はない
    3. 理解 × 繰り返しで6割は普通に取れる
  5. 記憶が定着しやすくなる「勉強の順番」テンプレ
    1. ① 動画で全体像をつかむ
    2. ② テキストで内容をなぞる
    3. ③ 過去問で“出題の形”を確認する
    4. ④ ゆるメモで要点だけメモする
    5. ⑤ スキマ時間にメモや過去問アプリを見る
  6. 覚えられない日に罪悪感を持たないことも、大事な“記憶法”のひとつ
    1. 触れるだけでも記憶はちゃんと積み上がっている
    2. しんどい日は「流すだけ学習」でOK
    3. 続けることが、いちばん効率のいい“記憶法”
  7. まとめ|忘れながら進んでOK。それでもFP3級はちゃんと受かる
    1. 次に読むのにおすすめの記事

なぜ覚えられないのか?脳の仕組みを知るだけで勉強がラクになる

忘れるのは能力不足ではなく“脳の防御反応”

脳は、新しい情報をすべて覚えようとするとパンクしてしまうので、
「必要なさそうな情報は一度捨てる」という働きをします。

そのため、

  • 1回見ただけの知識
  • 興味のないジャンルの情報
  • 関連性の弱いバラバラな知識

こういったものは、脳が優先して「忘れよう」としてしまいます。
つまり、FPの勉強で忘れるのは、ある意味とても自然なことなんです。

長期記憶に移らないと、いくら覚えてもすぐ消える

記憶には大きく分けて、

  • 短期記憶: 一時的に覚えてすぐ消えるメモのような記憶
  • 長期記憶: 何度も使われて残り続ける“ストック”の記憶

の2種類があります。

「昨日覚えたのにもう忘れている…」という状態は、
短期記憶にだけ残って、長期記憶に移せていないのが原因です。

FPの勉強では、どうやって長期記憶に移すか(=どのタイミングで復習するか)が、とても大事なポイントになってきます。

FPが特に忘れやすい資格である理由

FPは他の資格に比べて、かなり「忘れやすい要素」が揃っています。

  • 専門用語がとにかく多い
  • 似た言葉(控除・減税・給付・特例…など)がたくさんある
  • ライフプラン・保険・税金・不動産・相続と、6分野にまたがっている
  • 日常生活ではあまり使わない言葉も多い

こうした理由から、FPの勉強は「覚えたのに抜けていく」が普通です。
なので、“忘れながら前に進む前提”で勉強法を考えるほうが、むしろ現実的です。


長期記憶に入れるカギは「繰り返しのタイミング」だけ

エビングハウスをFP流にアレンジするとこうなる

有名な「エビングハウスの忘却曲線」では、
人は新しい情報をどれくらいのスピードで忘れるか、という話がされています。

難しい理論はさておき、FP勉強に落とし込むと、
復習タイミングはたったこれだけ意識すればOKです。

  • 翌日に軽く見返す
  • 3日後にもう一度触れる
  • 1週間後にざっと確認する

どれも「完璧に思い出そう」としなくて大丈夫です。
ただ“ああ、こんなんやったな”と触れるだけで、記憶はかなり定着しやすくなります。

短時間でいいから回数を増やす方が、圧倒的に覚えられる

よくやりがちなのが、

  • 週末にまとめて2時間勉強 → 平日はノータッチ

というパターンですが、脳の仕組みから見るとあまり効率がよくありません。

それよりも、

  • 毎日3分〜5分だけでもテキストやメモに触れる
  • 通勤中にYouTube講義を流す
  • スキマ時間に過去問アプリを1問だけ解く

こうやって「短時間×回数」を増やす方が、圧倒的に記憶に残りやすいです。

暗記が苦手な人向けの“覚え方・勉強法”も、こちらの記事でまとめています。
【FP勉強】暗記が苦手でも進められる勉強法まとめ


覚えたのに忘れる…を減らす7つの具体テクニック

① 「結論から覚える」(理由はあとでOK)

人は“枠組み”がない情報を覚えるのがとても苦手です。
そこでFPの勉強では、「結論 → 理由」の順番で覚えるのがおすすめです。

例えば:

  • つみたてNISA → 「長期・積立向けで、利益が非課税になる制度」
  • 雇用保険 → 「失業したときの生活を支えるための保険」
  • 生命保険料控除 → 「保険に入っていると、税金が少し安くなる制度」

こうやってまず「何のための仕組みか」だけ押さえておいて、
細かい数字や条件は、過去問やテキストを解きながら徐々に肉付けしていくイメージです。

② 動画で“理解”を作ってから暗記に入る

特に社会保険・税金・年金などは、テキストだけで理解しようとすると、
「文字の壁」にぶつかりやすい分野です。

そこでおすすめなのが、YouTube講義(ほんださんなど)で一度ざっくり理解してしまうこと

動画の良いところは、

  • 流れや全体像がつかみやすい
  • 図やイラストでイメージしやすい
  • 「なんとなく分かる状態」まで一気に持っていける

という点です。
暗記が苦手な人ほど、まず「理解の土台」を動画で作るのが近道です。

ぼくが特にお世話になったYouTube講義の活用法はこちらにまとめています。
【FP勉強】ほんださんの講義の最強活用法

③ 過去問は「正解」ではなく「パターン」を覚える

FP3級は“過去問パターン試験”と言っていいぐらい、
似たような問題が何度も出てきます。

なので、

  • 1問ずつ完璧に暗記する

のではなく、

  • 「こういう聞かれ方が多いな」
  • 「この選択肢は毎回ひっかけだな」
  • 「この分野はいつも似た内容が出るな」

という“出題のクセ”を覚える感覚で進めるのがコツです。

過去問を使った具体的な勉強手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【保存版】FP3級|過去問の正しい使い方【最短で点数が伸びる4ステップ】
【FP3級】過去問だけで合格できる?1周目で6割取れた僕の実体験

④ ゆるメモ(1行メモ)で脳の負担を減らす

ノート作りが苦手な人は、
きれいなノートを作ろうとして逆に疲れてしまうことが多いです。

そこでおすすめなのが、「絶対おさえたい一言だけを書く“ゆるメモ”」です。

例えば:

  • 老齢年金:原則65歳から
  • 控除:税金が少し安くなる仕組み
  • NISA:利益非課税の投資枠

こんな感じで、1行だけ・雑でOK
寝る前やスキマ時間に1分だけ見返すだけでも、記憶はかなり定着していきます。

⑤ 朝に1分だけ復習する(これが意外と最強)

脳は、起きてすぐの時間帯がもっとも「新しい情報を受け取りやすい」と言われています。

そこで、朝にたった1分だけ“ゆるメモ”を見返す習慣をつけると、
その日1日のスキマ時間で、関連する内容を思い出しやすくなります。

忙しい社会人でも、「朝1分ならギリいける」はずなので、
無理のない範囲で試してみてください。

⑥ 苦手分野は「分かりやすい教材」に丸投げする

社会保険・税金・年金など、どうしても理解しづらい分野は、
正直に言うと自力でなんとかしようとしない方がラクです。

そういう分野こそ、

  • YouTube講義
  • 図解が多いテキスト
  • イラスト入りの解説サイト

などの「分かりやすい教材」に素直に頼るのがおすすめです。

最短で合格を目指すための勉強手順は、こちらにもまとめています。
【FP3級】最短で合格した勉強法まとめ|最初の1ヶ月はこれでOK

⑦ 完璧に覚えようとしない(6割取れれば合格)

そして何より大事なのが、「全部覚えようとしない」ことです。

FP3級は、60%正解できれば合格の試験です。
つまり、4割は間違えてもいい資格とも言えます。

なので、

  • どうしても覚えられない数字
  • 何度やってもピンとこない分野

こういった部分は「深追いしすぎない」という割り切りも必要です。


FP3級は「忘れてもOK」な試験である理由

浅く広い知識でも十分戦える

FP3級の試験は、
1つの分野について深く突っ込まれるというよりは、
“広く・基礎的な内容”をまんべんなく押さえているかが問われます。

そのため、
「全部スラスラ言えるレベル」まで完璧に覚える必要はありません。

1問1問を完全暗記する必要はない

過去問を解いていると、
「この問題、前にも見たな」という感覚がだんだん増えていきます。

ここで大事なのは、

  • 選択肢を丸暗記することではなく
  • よく問われる考え方やパターンを覚えること

です。

こうした“パターンの記憶”が積み重なっていくと、
本番で多少忘れていても、選択肢から正解を選べるようになります。

理解 × 繰り返しで6割は普通に取れる

実際に、

  • 動画でざっくり理解する
  • テキストで確認する
  • 過去問でパターンをつかむ

この3ステップを繰り返しているだけで、
多くの人が自然と6割以上の得点を取れるようになります。


記憶が定着しやすくなる「勉強の順番」テンプレ

最後に、ぼくが実際にやって効果を感じた「勉強の順番」をまとめておきます。

① 動画で全体像をつかむ

まずはYouTube講義などで「大まかな流れ」を理解します。
この段階では、細かいところまで覚えなくてOKです。

② テキストで内容をなぞる

動画で聞いた内容を、テキストでなぞるように読みます。
「あ、さっき聞いたやつだ」と感じられれば十分です。

③ 過去問で“出題の形”を確認する

そのあとに過去問を解いて、「試験ではどう聞かれるのか」を確認します。
ここでパターンを意識しておくと、記憶に残りやすくなります。

④ ゆるメモで要点だけメモする

「これはさすがに忘れたくない」というポイントだけ、
1行でメモに残しておきます。きれいさは気にしなくて大丈夫です。

⑤ スキマ時間にメモや過去問アプリを見る

通勤中・待ち時間・寝る前などに、
メモを1分見る、アプリで1問解く、といった形で軽く触れておきます。

忙しい社会人向けに「スキマ時間の使い方」をまとめた記事もあります。
【FP3級】忙しい社会人向け|スキマ時間の使い方大全


覚えられない日に罪悪感を持たないことも、大事な“記憶法”のひとつ

触れるだけでも記憶はちゃんと積み上がっている

「今日は全然覚えられなかった…」
そう感じる日でも、実は脳の中では少しずつ変化が起きています。

一度見た情報は、“まったくゼロ”に戻るわけではなく、うっすらとした記憶として残り続けるからです。

しんどい日は「流すだけ学習」でOK

どうしてもしんどい日は、がんばって机に向かう必要はありません。

  • YouTube講義をBGMのように流す
  • ゆるメモを1分だけ見る
  • 家計簿アプリで数字を眺める
  • 過去問アプリを1問だけ解く

こういった「触れるだけ」の学習でも、十分“次の勉強の土台づくり”になっています。

勉強がしんどいときに救われた習慣や考え方も、こちらの記事でまとめています。
【FP勉強】続かないときの対処法|やる気ゼロの日でも前に進む5つのコツ
〖FP勉強〗みんながつまずく“挫折ポイント”5つと乗り越え方

続けることが、いちばん効率のいい“記憶法”

FP3級は、「続けた人が受かる試験」です。
1日完璧にできる日よりも、「細く長く続けること」の方が、合格には直結します。

忘れても、また触れればいい。
それを繰り返しているだけで、気づいたときには「知っていること」がどんどん増えていきます。


まとめ|忘れながら進んでOK。それでもFP3級はちゃんと受かる

FP3級の勉強で「覚えたのに忘れる…」と感じるのは、ごく自然なことです。
それは能力不足ではなく、脳の仕組みの問題だからです。

この記事でお伝えしたポイントをまとめると、

  • 脳は“忘れる”のが普通なので、前提を変える
  • 長期記憶のカギは「繰り返しのタイミング」
  • 結論から覚えて、細かい部分は後からでOK
  • 動画・テキスト・過去問・ゆるメモを組み合わせる
  • スキマ時間の「短時間×回数」が一番効く
  • 6割取れれば合格なので、完璧主義は手放していい

忘れながらで大丈夫。
少しずつ、少しずつ、「知っていること」を増やしていきましょう。
それだけで、FP3級の合格にはちゃんと近づいていきます。

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