FPの勉強をしていると、
「全然覚えられない…」
「量が多すぎて頭に入らない…」
と悩むことがあります。
でも大丈夫。
FPは“暗記不要の部分が意外と多い”資格です。
この記事では、
暗記が苦手な人でも合格ラインに到達できる勉強法 をまとめます。
記憶力より“やり方”のほうが大事なので、安心して読み進めてください。
■ 結論:FPは暗記科目ではなく“パターン科目”
最初に強く言いたいのはこれ。
FPは暗記量が多いように見えて、実はパターン理解で点が取れる資格。
特に3級は
- 同じ問題が繰り返し出る
- セットで覚えると一気にラク
- 用語の意味を理解すれば暗記が減る
覚える量が多く見えるのは“初見だから多く感じるだけ”。
やれば自然に覚える部分がかなり多いです。
■ 1. 最初から丸暗記しようとしない(これが最大のコツ)
暗記が苦手な人ほど
“全部覚えなきゃ”と思いがちですが、これは逆効果。
FPは
1周して慣れてから覚えるほうが圧倒的に楽。
特に1周目は、
- 意味不明でもOK
- スルーしてOK
- 覚えようとしない
この割り切りが大事。
■ 2. テキストより“問題演習”のほうが記憶が残る
暗記が苦手な人にとって、
テキストを読む時間はほぼ苦行。
FPは例外的に、
問題演習のほうが理解も記憶も残る
資格です。
理由
- 問題文が「例文」になり覚えやすい
- 出題の仕方で理解が深まる
- 間違えた部分が“覚えるべき所”と分かる
だから、最初から
問題集を触りながら覚える
というスタイルが最適。
■ 3. 同じ問題を繰り返すと、一気に覚える
FPは本当にこれ。
暗記は繰り返しで勝手に身につく。
暗記が苦手でも
- 2周目
- 3周目
と進むほど
「あ、この問題見たことある!」
となり、自然に覚える。
暗記力が弱くても全然OKで、
むしろ “反復した人” が確実に勝てる。
■ 4. 暗記しなくていい部分を知るとラクになる
暗記苦手な人がしんどいのは
“本来覚えなくていい場所まで覚えようとしてる”
こと。
FPで暗記不要な部分👇
- 数字(細かい年齢・%)
- 計算式の細部
- 税金の例外ケース
- 過去に一度しか出てないテーマ
これは全部“切り捨て”でOK。
出題されても1問落とすだけです。
逆に、暗記必須なのは👇
- 年金の加入区分
- 控除の種類
- 相続順位
- 係数の使い分け
- 保険(生命・損保)の基本枠組み
ここだけ押さえれば十分。
■ 5. 覚えるところは「セット」で覚える
FPは“単語の覚え方”ではなく
“セットで覚えるほうが最強”。
例👇
- 保険料の3つの要素
- 法定相続情報の順番
- 6つの係数の並び
- 金融指標(PER・ROE・PBR)セット
“セット記憶” にすると忘れにくくなる。
■ 6. 図解・表は記憶を助けてくれる最強ツール
暗記苦手な人にこそ
図解・表による整理が効く。
理由👇
- 目で見て覚える
- 関係がひと目で分かる
- 必要なポイントだけ残る
- テキストの文章より覚えやすい
FPは特に図解と相性がいい資格。
■ 7. 音で覚える(語呂合わせは強力)
暗記弱者の味方、それが語呂。
FPでも語呂が使える場所は多い👇
- 係数の順番(げんしゅう・ねんしゅう)
- 保険法の種類(生・火・傷・賠 → せいかしょうばい)
- 控除のセット(きはいふしゃしょう)
「語呂で覚えて良いの?」と心配になるけど、
全く問題ない。
本番で1問取れれば勝ちだからOK。
■ 8. 翌日・3日後・1週間後の“反復サイクル”を入れる
人間は忘れる生き物なので、
記憶は間隔を空けて復習すると定着する。
おすすめは👇
覚えた日 → 翌日 → 3日後 → 1週間後
これだけで記憶の“落ち方”がぜんぜん違う。
習慣化しやすい方法👇
- アプリのブックマーク
- 赤シート
- 付箋まとめ
- チェックリスト
■ 9. 過去問の“解説を読む”のが最強の暗記になる
FPの解説は
“そのまま要点” になっているので、
解説を読むだけで理解が進む。
暗記苦手な人ほど
間違い→解説→2行メモ
が効果抜群。
■ 10. 暗記が苦手でも合格するための“最終形”はこれ
暗記力ではなく
習慣 × 反復 × セット記憶
この3つが揃えば、暗記が苦手でも合格できます。
まとめると👇
・1周目は分からなくてOK(慣れる)
・問題演習がメイン(理解も記憶も残りやすい)
・反復で勝手に覚える
・暗記不要の場所を切り捨てる
・覚える部分はセット化する
・語呂と図解で補助
・反復サイクル(翌日・3日後・1週間後)を入れる
暗記が苦手でも、
やり方さえ合えばFPは必ず合格できます。


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