「贈与税の配偶者控除」について

FP3級

✅ 贈与税の配偶者控除とは?

配偶者から居住用の不動産またはその取得資金の贈与を受けた場合に、贈与税が最大2,000万円まで非課税になる特例です。


✅ 主な要件

項目内容
婚姻期間20年以上の夫婦であること(内縁関係はNG)
贈与財産自宅の土地・建物 または その購入資金
使用目的贈与を受けた人が実際に住むために使うこと
適用回数一生に一度だけ適用可能
申告贈与税の申告が必要(非課税でも!)
贈与された年の翌年3月15日までに居住実際にその不動産に住み始めている必要あり

✅ 控除額の内訳

  • 基礎控除:110万円(通常の贈与税の控除)
  • 配偶者控除:最大2,000万円

📌 合計で 最大2,110万円まで非課税


✅ 例

例えば、夫から妻へ自宅購入資金として 1,800万円を贈与した場合:

  • 1,800万円 −(配偶者控除2,000万円 + 基礎控除110万円)= 課税対象額 0円
    → 贈与税はかかりません。

✅ まとめ(かんたん早見)

内容ポイント
控除額最大2,000万円(+基礎控除110万円)
条件婚姻20年以上、自宅取得目的、一生に一度
必要手続き贈与税の申告が必須(非課税でも)

コメント

タイトルとURLをコピーしました